まんまるスコの老猫日記

16歳のスコティッシュが丸いのです。

飛べない鳥・寿命をはるかに超えるオンボロインコに学ぶ

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モーリシャスドードー(Raphus cucullatus)

 

 飛べない鳥といえばこれですね。絶滅した鳥ドードー

 

私が小学生のときから飼っていたセキセイインコも飛べませんでした。

我が家はインコをツガイで飼って繁殖させていた時期があり、生まれるたびに人にあげていました。インコの繁殖の注意点として、必ず一羽のヒナは残しておかないといけないのです。母鳥がヒナがいなくなったことで頭がおかしくなってしまうから。

結局数回行った繁殖後、母鳥はヒステリーを起こし、父鳥を殺して自らも死んでしまいました。

そんな中残ったインコが黄色の赤目インコのビビでした。

ヒナのときから人間が育てたためものすごく慣れていました。

若いときはよく人のグラスで水浴びし、ビールグラスに突っ込んで酔っ払ったりしていました。

このビビが飛べない鳥です。なぜかというと、飛び立つ前に父に踏まれてしまい骨折して踏ん張れなくなってしまったのです。

結局ビビは飛べなかったことでエネルギーが蓄えられていたのか、長くても7.8年と言われるインコの寿命をはるかに超え、14歳で亡くなりました

死因は老衰。

10歳くらいからえさ袋にガンができていたし、過去に脱腸を2回(1メートルくらい出ていた)、大好物はゴハン粒だし、フライドチキンだってたべちゃうし、無精卵は生みまくるし、死ぬまでに5.6回父と私に踏まれているし、最後の数年はボロボロすぎてもう早く楽になってくれと願わんばかりだった。

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ゴハン粒を食べるビビ。12歳くらい。

すでに脚で体を支えられずリモコンに乗せてどうにか立っています。

 

平均寿命なんてあくまで平均であって、ビビみたく鳥のクセに飛べないまま食いたいもの食って長生きできることもある。

スコティッシュに限らず、純血種の寿命は雑種に比べて短いといわれているけれど

それは個体差であってスコだから純血だから早死にするなんて決め付けてはいけない。

病気はしやすいかもしれないけれどガンでも結果老衰したのがビビ。

大丈夫。がんばろうね。

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まんまるちゃん。