まんまるスコの老猫日記

16歳のスコティッシュが丸いのです。

トラヨの最後

朝を迎えて

 

トラヨは動きません。

立てません。

瞳孔開いたまま。

顔をなでると手間が目がかすかに動くけど

体はもう動きません。

 

床で一緒に添い寝しました。

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とても冷たくて、後日私は風邪を引きました。

 

もう少しなんだろうと思うと涙が止まりませんでした。

 

 

朝9時頃、旦那と交代で朝ごはんを食べて

 

娘を義母に預けて寝室に戻ると

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いつものようにいつもと変わらないトラヨの姿がありました。

 

旦那が大好きなトラヨ。

一緒に寝てるんだね。

よかったね。

 

あったかいし

大好きな旦那の隣で

少し落ち着いたように見えました。

 

でも、口呼吸で

呼吸はだいぶ浅くなっているようでした。

 

おだやかな二人を見つめながら

私は寝落ちしていました。

 

 

 

 

トラヨ

吐いた!

 

旦那の声。

 

 

ハッと起きるとトラヨの手足が暴れるように動いていました。

 

ああ

 

最後だ。。

 

 

尽きようとしている命の前で

ただもう頑張らないでと言いました。

 

寝ていいよ。

ゆっくりね。

 

 

旦那と

私に

見守られて

 

トラヨは逝きました。

 

 

2018年10月13日

午前11時17分。

享年16歳6ヶ月。

 

 

スコティッシュの平均寿命をはるかに超えて

トラヨはとても頑張りました。

 

 

異物を吐いて10日

食べなくなって1週間

飲まなくなって2日

 

こんなにも早くいってしまうなんて

心の準備はとても間に合いませんでした。

 

 

旦那としばらく

トラヨを愛でながら

泣き続けました。

 

 

 

 

トラヨの最後まで2

22時くらいかな、お風呂場で小一時間寝てたのだけど

寒くなってきたので、寝室に連れて行き、娘用の小さいひざ掛けを下にひき寝かせました。

 

しかし、動かない手足で必死に起き上がろうとして倒れ床に寝てました。

 

そのあとも何度か立てないのに起き上がろうとして、水の近くまで行くけど

 

でも立てないから飲めなくて

 

顔の前に持っていっても

もう飲むことはできなくなっていました。

 

そのあと少し仮眠をとり、

朝までトラヨのそばにいてあげました。

 

朝方には口呼吸になり、舌も出っ放しになりました。

 

瞳孔も開いたままです。

 

 

誤飲した卵パックのテープを吐き出してからご飯を食べなくなって1週間近く経っていました。

 

おやつやチュールも食べなくなって3日は経っています。

 

こんなにも早く逝ってしまうのか。

いかないでトラヨ。

 

まだいたい。

まだトラヨといたい。

 

旦那が号泣していました。

16年前ペットのさいとうで一目惚れしたトラヨ。

自分が辛い時必ずいてくれたトラヨ。

 

小さい耳、

無愛想な顔、

まん丸で縮こまった身体、

 

全てが大好きだったよ。

 

 

私が、抱いてあげなと言ったら

いいのかな。痛くないかな。苦しくないかな。

と言いながらトラヨを抱っこしました。

 

二人とも涙が止まりませんでした。

 

 

旦那の涙を見たのはこれが初めてでした。

 

 

つづく

 

トラヨの最後まで

トラヨは、水曜日にctスキャンしても原因わからず、ステロイドを2日飲んでも状態変わらずで、可能性は低いけどコロナとFIPの検査をしました。

 

これが金曜日です。

 

血液検査の結果も、特別どこも悪くなかったそうです。

 

病院では後ろ足はおぼつかず歩けない状態でした。

 

どうしようもないと先生も困ってしまって、ああもう仕方ないんだと思いました。

 

強制給餌をしたら飲み込めるから、家でもやってあげてとa/d缶を渡されました。

 

金曜だけど飲みにもいかず旦那は帰ってきてくれて

 

帰るまでトラヨは3階の寝室で、

私と娘は2階で夕飯の支度をして旦那を待っていたとき

 

トラヨが泣きながら階段を滑り落ちてきました。

 

いつもお腹すいてるときに降りてきたから

ちゅーるをシリンジに入れて強制給餌してみました。

 

嫌がってるのがかわいそうで途中でやめました。

 

水の前にきたけど飲んでいませんでした。

 

そして、フラフラと足取りも危うく、いたるところで横になって落ち着かず

 

 結局お風呂場で寝ていました。

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冷たい床で大丈夫かなと思いつつ

猫は体温が下がると冷たいところを好むとネットにあったので

 

いよいよなんだなと

思いました。

 

しばらくお風呂場の前でトラヨを見つめながら

撫でてあげると時折ニャーと力なく泣いていました。

 

つづく

 

原因不明の病

今日も朝から病院です。

 

腹水にばい菌はいなかったのでいよいよcTスキャンです。

 

今日早速予約の取れた専門病院が、無麻酔のctスキャンができるということで、遠いけど行ってきました。

 

行き、移転前のところにいってしまったため30分のタイムロス。

ごめんトラヨ。

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到着して説明をうける。

 

無麻酔の場合、動かないように厚めのビニールのようなもので手足を固定し、頭はエリザベスカラーのようなもので押さえつけるそう。

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見本。

 

トラヨは心筋症もあるので麻酔はやめたほうがいいけど、暴れたら麻酔しますといわれる。

 

麻酔の場合、撮影時7、8秒呼吸を止めるんですって!こわ!

 

ごめんトラヨ。がんばれ。

 

 

で、トラヨさんがんばりました。

無麻酔で撮影終了。ほんの15分。

 

なんだけど、

 

ここから、3時間結果待ちですって。

 

えーーーー!

 

 

知らない遠い土地で、3時間。。。

なげぇ。。。

 

その間トラヨさんは点滴されていたそうです。

 

 

少し早めの2時間半で病院に戻り

お会計。

 

きゃはーーー!

 

93,640円

 

たっけーーー!

 

 

保険で半分戻る、、、かな、、、、。たぶん。。。

 

半分でも痛いけど命にはかえられません。

 

 

片道1時間の遠出。3時間病院。

 

疲れ果てたトラヨに追い打ちです。

帰り道間違えたました!

 

20分のタイムロス。ごめんなさい。。。

 

 

帰ってきておしっこしました。

 

お水は飲みます。

 

ご飯は相変わらず食べません。

 

 

ctの結果持っていつもの病院へ。

 

原因、これかなーくらいのぼんやりなもの。

腫瘍なのかなー?

考えられるのはリンパ腫かなー?

断定できるくらいのものではないけれど

抗がん剤は副作用強いし、トラヨは年寄りだから

副作用の少ないステロイド治療することになりました。

 

どうにかこうにか良くなってほしい。。

 

 

「とにかく、もう治る病気ではないから」

 

 

先生に言われた時に泣かなかったのは

トラヨの年齢的に私なりの覚悟ができていたからかもしれない。

 

病気とうまく付き合っていけるように

無理のないように

痛くないように

苦しくないように

トラヨを見守っていこうとおもいます。

 

 

とらよピンチ

1ヶ月も放置してた。トラヨブログ。

 

ずっと元気だったのにここにきて

今具合悪いです。

 

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卵パックのぴーっていうテープを誤飲。

 

吐いたんだけど誤飲してからご飯食べなくなっちゃって、

 

あきらかに元気ないから病院連れてった。

 

うんちが詰まってるからバリウム飲んで

吐きどめの注射と点滴でうんちを出す作戦。

 

その夜、小さいうんちを少しだけだしたけど

 

ご飯食べない

元気ない 

声も出ない

水は飲む

チュール食べる

モンプチおやつ食べる

ウェット、カリカリ食べない

お腹が膨らんでる

 

やばい!

翌日再び病院へ。

 

前日バリウム飲んでるからレントゲン撮りました。

 

一本グソが胃を圧迫してました。

食べられないのはそのせいかな?とのこと。

 

入り口に固そうなうんこあるけど、指入れる?と言われ

 

入れてください!とお願いしました。

 

泣き叫ぶトラヨ。

ごめん。お前のためだ。我慢してくれ。

 

入り口を塞いでいたカチカチのうんち。

その奥に柔らかめのバリウムうんちがありました。

 

吐きどめ注射、点滴、食欲増進剤の注射をうち

 

これでもご飯食べないなら血液検査だそうです。

 

 

ああ、ただの便秘でありますように。。。

 

ちなみに、背骨ボコボコ、結構前から、ジャンプできないでしょ。と言われました。

 

スコには多いそうです。

全然ジャンプできません!

でも階段上り下りできるからいっか。

 

早く元気になって。。

 

 

 

 

 

 

ペットシッターかご近所さんか

ペットシッターってどうなんでしょ。

 

旅行いくときにね。

 

近所にあるけど、ワクチン接種の証明書必要だったり、そもそも同居してる義母が嫌がるので頼む予定はないです。

 

ワクチン、トラヨの病院は毎年じゃなく効果が切れたら打つ方針、証明書ももらったことない、むしろこないだの請求し忘れてたよ先生笑。

 

でも、今回娘を連れての1泊旅行に行くことになり、16歳になった肥大型心筋症で甲状腺機能亢進症で腎臓の悪い老猫を置いて行くのが心配なので

 

最近子供繋がりで仲良くなったならびの田中さん(仮名)に頼むことにしました。

 

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娘のせいで甘えん坊に拍車がかかっているトラヨ。

 

ご飯も、カリカリよりウェットメインになっているし、薬もあげないといけないし。

 

手間のかかる娘たち。。。

 

旅行中、田中さんは当日のおやつ、夕飯、翌日朝ごはん、昼のおやつ、と4回も来てくれました。

 

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たべやすいようにすごく潰してくれた。

ここまでいつもやってあげてない、感謝!

 

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ああ、かわいい。トラヨさん。。

 

 

シッターだと1回か2回だから、本当たすかりました。

 

帰ってきたトラヨ、寂しくなかったのか、全然いつも通りでこちらがさみしかったです。

 

 

猫は1.2日留守にしても平気っていうけど

もう歳だからそうも言ってられない。。

ストレスが命縮めるからね。

 

ただでさえ娘のせいで寂しい思いさせているから

 

いるときはもっと甘えさせてあげないとね。

 

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猫好きのご近所さんは貴重!!

 

ありがたいことです。